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2005年2月 9日 (水)

古山陰道

京田辺キャンパスの田辺坂を下りて、JR同志社前に着く直前に、2つの信号機がある。
1つの信号機は府道木津八幡線にある信号機で、南西の角にコンビニエンスストアがある。
もう一つの信号機は、そのコンビニエンスストアのさらに西にあって、田辺坂と交差する南北の細い道に付けられている。
府道に比べたら通過する車の数はとても少ない。どうしてここに信号機が付けられたのだろうかと思ってしまうような道である。
しかし、ここはその昔、今で言うならば国道1号線のような道だったとしたらどうだろう。
平安遷都以前、奈良を起点として北へのびる道は、歌姫越から山城に入り、木津川左岸沿いに老ノ坂をめざしたと言う。木津川右岸の山背道に対して丹波道とも言われた。
実は、このコンビニエンスストアの西の小道は、この古代の幹道にあたると考えられているのである。
当然その後も重視され、その実績の結果、現在そのなごりが信号機となって存在をアピールしている。
現代のサインにも歴史を甦らせるヒントがある。
重要なのはそういったサインを読み取る力である。

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