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2005年4月10日 (日)

京都御所と室町殿

最高のお花見日和となった9日、観光客と桜が満開の京都御所一般公開の遠足を文化情報学部の1回生を中心に実施しました。13時に今出川キャンパスの正門に集合して、平安京と京都御所の簡単なレクチャーをした後、いよいよ御所へ。今出川御門から近衛邸の跡を抜け、京都御所の宜秋門へ。新御車寄から月華門をすぎて建礼門から紫宸殿を見ると、あまりに抽象的だけれども「京都」っていうものに対するなんともいえない感情がわき上がってくる。
紫宸殿も前に立つ。これまで何度が来たけれど、階の近くまで寄れたのは初めてかも。高御座を感慨深く見る。
10世紀頃までは梅だっと言われている左近の桜、右近の橘を眺めながら、教科書にも登場する小御所と御学問所と御常御殿をまわる。
今年、実は一番見てみたかったのがこの御内庭と御池庭の風景。
室町殿跡の寒梅館の発掘をしていて、室町殿の敷地構造について考えていく中、足利義政が義教の代の儀式を元に描いた図から類推できるイメージが現在の京都御所の建物配置に重なっていて、室町殿の再現に参考にならないものかと。
中村利則さんの復元図も頭の中に浮かび上がらせながら、この辺に会所を設けて、ここに景石を置いてなどなどと思いを馳せる。
これまで金閣を前提に大学会館の調査で課題に残した土坑170という大きな穴と池の関係をずっと考えていたけれど、多様な池の見方を知らないままきていたので、この池がモデルになるのならば、設計図面はあるから、現実性の高いVRでシミュレーションができるかも・・と
人波に押されながら考える
いつも見慣れているものが全く違ったものに見える瞬間の
ドキドキ感
これが歴史家の醍醐味だろうか

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