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2005年11月21日 (月)

スキウタ

土曜日に書いたブログで紹介したコンテンツが何かわからないとの意見があったのであらためて言うが「ハウル」である

今年のNHKの年末の歌番組は、スキウタがテーマだという
さっきの番組によれば、全国各地から1511481件で3759996曲の投票があったという
しっかりしたデータである
そしてその話の内容がとても「文化情報的」だったのでちょっとだけ紹介を

このデータの内訳であるが
投票葉書が1163507件で2931146曲
パソコンが159563件で456091曲
携帯電話が146540件で310812曲
データ放送が25875件で61947曲
無効が15996件

これを年齢別に見ると~19歳が17.8%、20歳代が18.0%、30歳代が17.7%
40歳代が15.5%、50歳代が14.6%、60歳代が11.4%、70歳以上が5.0%
男女の比率は、男性が59.9%、女性が40.1%だという。
(いずれもNHKの公開資料:http://www3.nhk.or.jp/kouhaku/news1121.html)
世代的にはおおむね平均的なデータといえるだろうか

さて問題は、このデータから紅白それぞれ100曲を選ぶ方法である
NHKでは投票方法の違いによる順位のばらつきを補正する必要を考え
投票方法毎に順位を出し、その平均を最終順位としたそうである

統計の専門家では無いので、この方法についてのコメントはできないが
賢明で、色々な意味で非常に興味深い方法だと思う
なにより注目したいのは、まさに「文化」の「情報分析」であること
年齢・性別・地域・投票手段など、「曲」をめぐるさまざまな属性を
どのように組み合わせるとどんな結果が出るのか、そしてその意味はなんなのか
膨大な文化のデータを駆使してその意味を探る研究をめざす本学部としては
このデータはうってつけの研究資料ではないかと思う
大晦日の日に午後からその詳細な説明がおこなわれるそうである
楽しみにしたい

そしてその夜は、その中からさらに選ばれた曲が今年の締めくくりをおこなうという
大量のデータを駆使し、それを客観的に分析し、そしてその結果を人間的に解釈する
文化情報学のひとつの姿がここにもあると思った

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