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2005年12月 8日 (木)

上京歴史探訪館webアンケート結果発表ほか

12月1日(金)の4講に、来年から始まるプロジェクト授業の歴史情報系ガイダンスをおこなったが、その時に、テーマのひとつである「歴史遺産活用」の実験的実践例としてすすめている上京歴史探訪館webの評価を出席の課題とした

この授業は本学部学生の必修なので受講者数は270人ほどだと思うが
実際のその日の出席者数はわからない
締め切りの12月7日(水)までに送られてきたメールの数は222だった。
その内容であるが、鋤柄の説明が悪く、改良のためのコメントがほしかったのだが、皆心優しい学生くんたちばかりで、「良かった」との回答がほとんどであった

○感想の内容は大きくふたつ。(<数字>は人数。下のコメントの人数と重複あり)
1:日頃気づかないが、上京にはたくさんの遺跡があっておどろいた。ためになった。<102>
2:今自分のいる場所が、平安時代ではどのような場所であったかなど考えたことがなかったが場所との関係がわかり、臨場感が湧いた。これを参考に上京を歩きたい。<49>
3、その他。<26>

○コメントの具体例は
・当時の風景がほしい。<2>
・専門用語の解説がほしい。<2>
・写真の説明がほしい。<4>
・時代毎の比較がほしい。
・詳細ページに工夫がほしい。<7>
・画像をもっと増やしてほしい。
・地図表示の方法に工夫がほしい。<5>
・フレームをつけてページの関係がわかるようにしてほしい。<2>
・「年中行事」のページが面白かった。<8>
・「資料館」のページがよかった
・「史跡めぐり」のページがよかった。<6>
・デザインが良い。<13>
・観光情報がよかった。
・和菓子店の話が面白かった。<4>
・コラムが面白かった。<5>
・観光などにもつながる役に立つ活用法だと思う。<12>

最も素直な感想はやはり、上京にこれだけたくさんの歴史が眠っていることに驚いたという印象だったようである。あわせてためになったという感想もよせられた。
次に寄せられた感想は、「今自分が歩く場所が、歴史の舞台だったと感じるのは非常に面白かった。」という言葉が象徴する臨場感だった。
「遠い時代の平安京がとても身近に感じられた」という表現もあった。
いろいろな感じ方があって全てが正しいのだが、プロデュース側としては2番目の感想をめざしたい。

思いがけなかったのものでは、「ここまで上京区に集中してるとは…」という感想があった。
室町時代の現状のマップ表現は、一見すると完全に破綻しているが、あの時代の混雑の様子を最も良く表現しているとも言える。現在マップの見せ方の変更を考えているが、大変参考になった。
もうひとつ思いがけなかった感想は「歴史ある建造物を画面上で見ることに違和感をおぼえました」というもの。
これは鋤柄の説明が不足していたゆえの感想で、このwebの本来の目的が「現地へ行っての歴史体験」で、その仕掛けとしての「携帯電話によるデジタルガイドブック」も用意している。歴史のある建造物は現地で見るべきものなのです。その意味でこの感想はとてもうれしい感想である。

「実際の場所で歩きながら話しの聞けるツアーや、地元に今生活する人との交流など、考えられると思います。」という感想ももらった。
これはとても生産的で有意義な意見である。実はこのプロジェクトは上京区の企画なので、地域の人々と連携したプログラムもすすめている。

「ふらり・・・と京都に行きたくなること必至の楽しいサイトでした。特に写真入りの説明が大変良かったです。」
「歴史を一連の流れとして考えることができ、とても素晴らしいと思いました。」
「史跡に関係のある人物がどのような人であったのか、説明があるともっと分かりやすくなると思いました。」
「詳しく場所と年代を特定するということは、とても大変なことだろうなと思った。」
という励ましと生産的な感想を原動力にしながら、人物の説明を初めとする未完成の内容の充実もあわせて、1月末を目標に完成をめざしたいと思っています。

☆ということで、その夕方におこなった会議の結果について
・紙版の散策マップの見通しはつきました。ご苦労様でした。
・紙版の散策マップの地図面は、9日に印刷屋さんから校正が来るので、月曜日に配布します。
・紙版の散策マップの表紙面は、その後。それに向けて3つの表紙案へのコメントを全員で寄せてください。
・webの「時間旅行」は、1万分の1地形図のトレース版と○○マップを利用した閲覧の方法を考え、ページの構成とレイアウトはそれにあわせて変更する。
・webの「年中行事」と「史跡めぐり」は○○マップの利用を検討して廃止の方向でいきましょう。
・webのトップレイアウトについて、リニューアルの「具体的な」意見を全員で寄せてください。
・年末に全体会議を開きましょう
ではでは

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