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2006年2月26日 (日)

巣山古墳の木製品

23日の新聞によると
奈良県広陵町にある巣山古墳の周濠から多量の木製品が発見されたという。
種類は木棺の蓋や船形木製品、木偶などで「すべて人為的に破壊されいるため、「破砕祭祀」を行った」とされ、「遺体を古墳に運ぶ船形の葬送儀礼用の道具と推定」と発表されている。古代の葬送儀礼を復原するうえで貴重な資料だろう。
とくに木棺の蓋に刻まれた直弧文などが注目される。
この発見に対して、とある新聞が活用についてのコメントを加えていたが、これまでのような「発見記事」にとどまらず、その後の対応について関心を示した点でおおいに評価されるだろう。
以前から言ってきたことだが、「発見報道」も重要だが、その後の「活用報道」にも、もっと力を入れてもらえれば、多くの歴史遺産と社会の関係がより意味のあるものになると思う。
遺物は3月4・5日に広陵町南郷の町役場敷地内町文化財保存センターで公開されるという。
木製品などの保存が困難な資料のデジタルアーカイブによる活用も考えさせられる事例である。

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