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2006年3月 2日 (木)

PICZAによるピンスキャナによる小型遺物実測の手順

従来と同様な遺物実測の方法をとりながら、実測者の技能レベルによる誤差の発生を減らし、さらにより高精度でかつ簡単に小型遺物の実測図を作成することができます
http://scoophand.cocolog-nifty.com/pinscademo1.mp4
http://scoophand.cocolog-nifty.com/pinscademo2.mp4

用意するもの
・PICZA
piczaについては下記参照
http://www.rolanddg.co.jp/product/3d/3d/pix-30_4.html
・CADソフト
・イラストレイター

PICZAはミリ以下の単位で3次元データを取得する接触型のピンスキャナです
これをこれまで手実測でおこなってきた三角定規と直定規と型取り器の代わりに使用することで、任意の断面の形状を3次元で自動計測します
PICZAは一定の面積を指定することで多くの3次元データを取得することができますが、時間がかかって現実的ではありません。むしろ全体的な3次元データの取得はレーザーがふさわしいでしょう
ただし、レーザーは費用も設備を大がかりになるので、現在一般的な行われている断面図作成の代用に限定して、PICZAを利用して、その利点を活かします
ここではPICZAのピンが動き回る領域を最小にして(幅5ミリ)、そこで取得される2本の点群(線)のうち1本を利用しています
また取得したデータは、DXFで出力してイラストレイターでトレースすることで、従来おこなってきた遺物の観察を兼ねた実測につなげることとしています
もちろんできあがった図面はそのまま版下になりますから、計測が終了したら報告書の版下ができあがっているという合理的で実践的な方法とも言えます

もちろん、3次元の点群としてデータの出力もできるので、描き出したアウトラインの曲線をトレーシングペーパーで複数重ねて形の比較をすることなく、スプライン曲線などに置き換えて検討することも可能になります
実験を繰り返して見通しをつけてくれた市澤君ありがとう

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