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2007年3月11日 (日)

聚楽第を探せ

明日は楽洛キャンパスで上京を中心とした京都の歴史を話します
話しは2部構成で
1部は西園寺公経を主人公とした現在の上立売通から五辻通にかけての
鎌倉時代の話し
2部は豊臣秀吉の聚楽第の話し
西田直二郎さんの研究にはじまる近代以降の聚楽第研究をふりかえり
これまでだされたいくつもの復原研究を検討して
最後に鋤柄案をだそうと考えています
その時に紹介するのが現在の聚楽第周辺の風景
Juraku01 ここについ最近の様子をのせておきました
http://www.geocities.jp/sukigara_toshio/jurakumap/index.htm
この数週間、何回かに分けて
中古サイクルマンになって走り回った記録です



それで問題の鋤柄案ですが
前提としたのは、京都図屏風と洛中絵図をあわせた内藤さんの研究と
天秤堀にこだわった湯口さんの研究
もちろん大前提は広島城を参考にした櫻井さんの研究
これらを前提にして
西田さんの白銀町のこだわりをいかして馬瀬さんの調査地点データをのせてみると
一番近いのは内藤さんと櫻井さんの1979をあわせた形
その時、もちろん国土地理院の5mメッシュ標高もつかったけれども
今回の決め手になったのは馬瀬さんの1998年の成果
とくにその時の図のコンターラインでした
1990年代に南河内と上町台地の等高線をひたすらトレースしていたのを思い出しました
けれども重要なことはそれだけではありません
実はこれが大坂城の縄張りに共通する要素があるように思えるのです
もしそうであるならば、やはり足利さんの復原されるような
スケールの大きな都市計画といったものもやはり重視しないといけないのではないかと
あらためて考えているところです

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