« 鎌倉の路から | トップページ | 続・鎌倉レンタサイクルマン »

2007年3月 1日 (木)

鎌倉レンタサイクルマン

鎌倉駅を降りると春を思わせる好天
こういった仕事で一番大切なことは土地勘をどれだけ知っているかである
それはこれまで鎌倉へ来た回数とは無関係
よって
とにかくマクロ的に自分の頭の中に鎌倉を入れ込むべく1日1500円のレンタサイクルで鎌倉をまわる

データベースとマップをみて
ともかく一番身近で遠くへ行こうと思い光明寺へ向かう
向かいは、あの和賀江島
03_1 若宮大路を海に向かい、国道134号線を東へ
歩道は海側が整備されているが、山側は狭く入り組んでいて自転車にはちょっと大変
海の家をながめなら飯島トンネルの手前で自転車を停める
前に同じレンタサイクルと地図を持った若者がいてこちらへ戻ってくる
えらいやっちゃなあ
もう少し時間が遅ければ飲ましてやるのにと一瞬思う
Photo_41 国道を降りてその下をくぐって海岸に出ると和賀江島の石柱があって正面がそれ

すぐにとって返し、材木座の道を光明寺へ向かう
手前で小坪トンネルを見て、そのまま光明寺の裏をまわりそうになって住Photo_42 Photo_43 宅街の間の階段を自転車を抱えて降りる
記念に材木座の交番の写真を撮ってすぐ北が光明寺
見事な山門である

駅前の本屋で買った200円のガイドブック付きマップを片Photo_44 Photo_45 Photo_46 Photo_47 Photo_48 手に補陀洛寺の細くてくねくねした路を行き
九品寺。実相寺・五所神社・来迎寺をまわる
五所神社ではとても懐のひろい猫の出迎えを受ける
すぐ手前に宅地開発がすすめられており、地面と視野の開けた空間が出現する
ゆえ、鎌倉の東の山に沿ってこれらの寺社が立地していることがよくわかるが
これも半年後には見られなくなるかと思うと少し複雑な気持ちになる

この路は北へむかい、国鉄の線路の手前で東西の路に行き止まりのT字路になる
Photo_49 Photo_50 ここを東へ曲がれば長勝寺を経て名越へ向かう路
今は車がぎりぎりで通れる路だが
かつては名越から鎌倉の前浜に入る重要路だったのではないだろうか

この角を東へ折れ、由比ヶ浜大通りに出たところを少し行けば長勝寺
Photo_51 踏切の様子をみながら今の名越の写真を撮って安国論寺へ
妙法寺の辻を確認したところで逆川を見つけ、名越の交差点へ向かう
名越のバス停がちょうど逆川の橋で、2人の妙齢のご婦人がうまい具合に立ち話
逆川の意味がわからないまま由比ヶ浜大通りを西へ
Photo_52 安養居ん・上行寺・別願寺をすぎたところで南へ折れ逆川橋を探す
なるほど
このところでこの川は鎌倉盆地の常識を覆して北へ流れている
そのまま大町へ出て辻の薬師を拝み再び北へ
逆川沿いの路を小学生達が下校時間
側の石碑に気がつけばこの地区のいわれと繁栄が記されている

070227kamakura よく知られているように
Photo_53 Photo_54 大町の四つ角はかなりな坂で
ここから南はなるほど浜かということがよくわかる
逆にここからきたは平坦な地形となって緩やかな登りで夷堂橋を渡れば本覚寺が正面
ここで地図を見て延命寺へ行きたくなり再び路を南へ
途中から西へ入り若宮大路へ出たが
このあたりは起伏が複雑でかつ比高差もあってなかなか
Photo_55 結局若宮大路からガード下を経て国鉄を渡って鎌倉女学院まで行って戻って延命寺へ
でも、この時
琵琶橋からガード下のあたりが、滑川の中でもとても流路の溜まるところとわかり
鎌倉の地形と地勢に触れた気がした

Photo_56 とってかえし十二所稲荷へ向かう
鶴岡八幡宮から東へ、大倉へ経て鎌倉女子大学へ経て杉本寺を経てさらに東へ
滑川沿いに金沢街道を行くルート
ここでもやはり道の狭さがレンタサイクルの通行を困難にしているが
Photo_57 これはやむをえないこと

十二所のバス停を過ぎたあたりから道は北へ向かい道はさらに狭くん登り坂となる
ここだけではないが、周知のように鎌倉は
いたるところが谷で
中心地の平坦部はそのなかで奇跡的とも言える状況がうみだしたもの
ゆえ
Photo_58 Photo_59 鎌倉を考える時は、その中心部のみをみているだけでは不十分で
多くの谷をあわせて考えることが必要そしてこの業界での常識
すでに先学が多くを示してきた通りである
今回の場合も、十二所神社へ行くまでの報国寺や明王院がその具体的な事例をsiteしてくれている
ただし、鎌倉女子大の坂は鎌倉を知る時の大きな意味をもつことも身体でわかった

Photo_60 Photo_61 もどり、荏柄神社から覚園寺へ向かう
ここも同様に奥の深い谷
あれやこれやで気がつくとまもなく4時半
自転車を返す時間までにと
巨福呂坂のバイパスを大学生らしいカップルを立ちこぎで追い抜いて(途中まで)
Photo_62 Photo_63 建長寺を降りて長寿寺からなにも知らずに亀ヶ谷を登り
扇ヶ谷へ入ったところでタイムアップ
化粧坂へもアタックしようと思ったがあきらめて
駅までもどり
歩いて佐助まで行った頃には春の夕暮れが静かにおとずれ始めていた

« 鎌倉の路から | トップページ | 続・鎌倉レンタサイクルマン »

遺跡の見方」カテゴリの記事