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2007年7月30日 (月)

MAMIYAとVIVIDと探査と

この4月から考古学・歴史資料の情報取得の実習をおこなっているが
先週末の土・日は、そのまとめの授業
これまでおこなってきたアナログ的な手法とデジタル的な手法の
それぞれの長所と短所を考えてもらうのが、その一番大きなテーマ

今回はそのために必要な体験として
いくつかのデジタル機器の扱い方を学んだが
その中で一番人気だったのが
mamiyaの中型カメラの重さとシャッター音の徹底したアナログ感と
VIVID910で生成される徹底的なバーチャル世界
さすが文情の学生である
フォトショップのスキャナボタンも良いけれど
リアルカメラのメカニックには、それ以上の何かがある
ただし、やはりもうこれからはセルロイドよりCCDかもしれないが

一方バーチャル3Dを代表するVIVID910は
Img_9586 ソフトがとても使いやすくできており
学部生でも十分使いこなせるレーザー測定器
本体が大きく重いことと
今では4万円ほどで1000万画素のデジカメが買える時代になってしまったので
それと比較するのはあまりに酷かもしれないが、やはり画像の粗さは・・・・・
けれどもそれ以外は
(もちろん価格もできればもっと手軽になってくれたらいいのだが)
とても満足できる機能をもっており
これらの条件が徐々にクリアされていけば
全国の埋蔵文化財関係で当たり前に使われる機器になることは間違い無いと思う

思えば、大阪のセンターに就職してまもなく
3スペースあるいはパドラスと呼ばれた
土器の3次元実測器が登場し
その前にもベクトロンという実測器があったように記憶しており
関東の埋蔵文化財センターでは縄文土器の実測に積極的に導入されたように思う
これまでも何度も書いてきたが
考古学と歴史研究は常に情報との戦いだったことになる
あれから20年以上たち今はレーザーが注目されるが
それらの根底があくまでアナログなリアル資料であることも
デジタルが主張されるほどにあらためて強く思う

そんなアナログとデジタルの話をしながら
Kさんと柳生から西大寺へもどる
JR奈良駅周辺のあまりの風景の変わりように愕然としながら

南さつま市教育委員会2007『松坂原遺跡・入道ケ野遺跡』
南さつま市教育委員会2007『春ノ山遺跡』
南さつま市教育委員会2006『二頭遺跡・花抜園墓地』
金峰町教育委員会2005『芝原b遺跡』
南さつま市教育委員会2007『出原遺跡・有村遺跡・小園原遺跡・瀬戸口遺跡』
八幡市教育委員会2007『美濃山王塚古墳発掘調査報告』
八幡市教育委員会2007『女郎花遺跡(第8次)発掘調査報告書』
八幡市教育委員会2007『平成17年度 山田遺跡発掘調査報告』
八幡市教育委員会2007『川口扇遺跡(第2次)発掘調査報告書』
八幡市教育委員会2007『山本町遺跡(第2次)発掘調査報告』
八幡市教育委員会2007『志水廃寺(第4次)月夜田遺跡発掘調査報告書』

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