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2007年8月30日 (木)

VIVID910からアクロバット3Dへ-ひとつの試みから-

文化情報学部にはvivid910という3次元レーザースキャナがある
とても使いやすい優れた装置である
春学期の実習では
このマシンを使って、手書きの実測図とレーザーの実測図の比較の授業もおこなった
誰でも簡単に3次元データをつくることができる
考古学や仏教美術など立体資料をおもな研究対象とする分野では
今後必須のツールになっていくだろう

ただ問題は、生成されたデータの活用にまだひと工夫がいること
もちろんスキャンにはある程度ハイスペックなマシンが求められるが
生成されたデータの閲覧や加工にもやはりそれなりのスペックをもったマシンがいる

それほど高度な内容の求められない閲覧の場合でも
なかなかこのハードルを越えることは難しいのだが
去年あたりからAdobe Acrobat 3Dが発表され
3次元世界にも情報の共有化の波がひろがってきた様子がうかがわれる
VIVID910からは、dxfをはじめとするいくつかのタイプのデータ出力が可能となっているが
どんな具合になるだろうかといくつかのデータを試してみた

最もうまくいったのは、vrmlタイプのデータで
下記は兵馬俑の人形の頭部をスキャンしたデータを加工したもの
4メガ近くあって、アクロバットは最新のバージョンが必要で
しかもレッツノートR6の標準スペックでは、動きにだいぶ困難さがともなうhttp://scoophand.cocolog-nifty.com/vrml02heibayo.pdf

ファイルサイズの大きなものは、まだ生成できていない
けれども
できるだけ多くの人に、手軽に資料を閲覧してもらえる環境への試みとしては
とても有効で可能性の高い動きである
そんなことを試行錯誤しながら
何事も一歩ずつの積み重ねだと
BKACK&DECKERのBDL210Sを片手に思う

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