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2007年9月19日 (水)

遺跡が語る京都の歴史-ソウルバージョン-

毎年秋学期は文化史特論で遺跡が語る京都の歴史を講義している
今年度の文化史特論(遺跡が語る京都の歴史)の予定

1、舞台の設定。鴨川の付け替えと旧石器から弥生時代まで
2、古墳時代の京都と秦氏と古代寺院
3、平城離脱:長岡京の意味(平安京前夜)
4、平安遷都:京都三山(平安時代)
5、平安京を掘る:平安宮と平安京。右京は衰退したか(平安時代)
6、法成寺・法勝寺・平等院・金剛心院・蓮華王院(院政期)
7、かわらけの文化史(鎌倉時代)
8、七条町と八条院町(鎌倉時代)
9、持明院殿(鎌倉時代)
10、嵯峨野の魅力(鎌倉時代)
11、洛中洛外図(室町時代)
12、室町殿掘る(室町時代)
13、聚楽第を探せ(安土・桃山時代)

毎年少しずつ新たな知見を加えながら
また、遺跡情報を加えながら今年で7年目になると思う

今年のバージョンアップは平安京成立以前の古代寺院についてと
鎌倉時代の京都について
それから秀吉の京都改造についてを考えている

鎌倉時代の京都については
政治の中心が鎌倉に移ったために
これまでは京都の姿についての説明はあまり多くなかった
けれども遺跡情報を軸にいろいろ考えていくことで
この時代の京都についても、見えてきたことが多くなってきた
主人公はもちろん西園寺である
そしてその原形は道長である
さらにその原形は嵯峨天皇である

秀吉の京都改造については
以前に京都府の研究会でも話しをしたが
お土居の意味について
これまでの説明ではどうしても納得できないままでいる
それでどうしてもソウルを踏査してみないといけないと考えており
これからソウルへ行くことにした
まもなく離陸
帰国は21日の夜

ちなみにプロジェクト2の予定
1、笠置山の発掘調査と瓦器碗の編年
2、漆器椀の分類について
3、陶磁器の産地構成からみた中世の時代区分

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