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2008年2月 7日 (木)

鹿男あをによし(第4回)

オープニングで思わず身を乗り出してしまった
平城京跡の先に見えるのは、多分、元々長屋王の邸宅で、その後そごうになって、今はイトーヨーカドーになっているショッピングセンターで
その向こうには奈良博と東大寺と興福寺
そうなると、玉木宏が立っているのは奈文研の屋上か?と

「これだけ大きなものをつくっても人間はみんな忘れてしまうんだ」

近鉄電車「飛鳥」駅は、「橿原神宮前」から吉野線で二駅
いつもはその手前の「岡寺」で降りる
そのまま東へひたすら歩いていくと大きなレンタサイクルのお店があって、南に天武・持統合葬陵と高松塚への標識がある
少し行くと亀石
そして中央公民館
そのまた先が川原寺跡
遠くに甘樫丘が見える
東の飛鳥川を渡ると、そのまままっすぐに東へ向かう集落の中の細い道とバス道に分かれ
バス道は南に緩やかに曲がっていってやがて石舞台に着く

道を北へ戻して飛鳥川に目を向けると「伝飛鳥板蓋宮跡」の石敷が見えてくる
さらに北へ行けば、あの酒船石と飛鳥池遺跡
まもなく左前方に飛鳥寺
その先の突き当たりを左に曲がって再び飛鳥川が見えたら
その手前が水落遺跡と村の歴史民俗資料館
ここで飛鳥川は甘樫丘の麓を大きく左に曲がり
そのまま細い道を西へ行けば豊浦寺と向原寺
もどれば飛鳥浄御原宮伝承地
飛鳥資料館はここから東へまたしばらく歩いた先
西へ向かえば近鉄の橿原神宮前駅
目をおこせば天香具山
7世紀後半には、その左手前方に藤原京の家並みがひろがっていた
思えば、これほど整ったシチュエーションはあまり他で見ない

「あんな錆び付いた鏡なんか見て、なにが面白いの」

黒塚古墳は、JR桜井線の柳本から東へすぐ
その先が崇神天皇陵と伝わる行燈山古墳
飛鳥からは、橿原神宮前から大阪線で桜井へ出てJR線に乗り換える
1997年から翌年におこなわれた調査で、竪穴式石室内から三角縁神獣鏡が33面と画文帯神獣鏡が1面出土した
邪馬台国論争に関わる発見としてニュースステーションでも中継された
当時担当していた「考古学」の授業でも急遽その話しをしたことを思い出す
このあたりは、前期の大型古墳が集中する有名な場所
そしてその南があの纏向遺跡群にあたる
少しかたい話しになるが
遺物が遺跡の中で語られるべきことがあらためて意識される機会ともなった

「先生、大和杯 獲りますから」

年明けから秋学期のおわるわずかな時間を縫って4つの現場をまわった
いずれも身近な場所
けれどもいずれも意外で驚きのエピソードの詰まった場所
そんな日頃の暮らしを支えているしっかりしたバックグラウンドのようなものを
できるだけ普通の目線で共感してもらえるような努力をこれからも

明日香村で真弓鑵子塚古墳の現地見学会が週末に開催されるとのこと
30年前に訪れた記憶がおぼろげに

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