« 2008年5月 | トップページ | 2008年7月 »

2008年6月

2008年6月29日 (日)

唐古・鍵ミュージアムにお世話になりました

2008年6月24日 (火)

寝屋川を歩く

今年の実験演習3Bの分布調査は寝屋川市でした
JR東寝屋川駅から出発して、最初は駅前のショッピングセンター1階にある市の資料館展示室。遺跡探索の常として、まずは地元の資料館で、その地域の全体像を大まかにつかむ。
本日のコースは石の宝殿と高宮廃寺。
まずは駅前の道を東へすすみ、住宅地の中を丘陵に入っていく。いりくんだ、住宅地内の道を抜けるとなつかしい旧道に出る。右に曲がり稜線沿いに登ればまもなく打上神社につく。
横口式石槨でゆうめいな石の宝殿はそのすぐ上。
樹木が繁茂していなければ東寝屋川の駅前が見通せただろう。
古代の盟主の思いが伝わる。

高宮廃寺は、東寝屋川駅の西から、東高野街道を南下した先にある。
打上古墳群の残石を見てすぎると、道はだんだん下りになる
なるこほど、現在の東寝屋川あたりは、古墳時代は、その南と西に広がる耕作地と集落を見下す葬送の地だったと実感。
東高野街道とは、二月堂の燈籠で分れ北西の谷間を上り下りしながら丘陵上に立つ高宮廃寺へ
現在は社殿と森の中
すぐ東に建設中の第2京阪の工事の喧噪を忘れさせる。
思いの外、地形が複雑で、その分、今の風景からも過去を甦らせることができそうな場所だった。

2008年6月19日 (木)

三校来たる

とある夜、平安時代から鎌倉時代の人々と共に京都タワーの見える場所でしばし歓談すTs3h0040
日頃の思いと、一遍への憧憬を語って帰りに丸物の前で違和感を感じて立ち止まる
閉店の声を聞いて暫くたつが
京都タワーとお東さんの間にぽっかりと大きな空気のかたまりがあって
それが烏丸七条の夜を更に暗くしている
思えば優勝記念セールが声援感謝セールに変わった瞬間に立ち会ったことがある
さまざまな思いに呆然としながら南に目を向けると
羅生門の正面にお東さんのロウソクが写っていた
080617_211201 これまで気づかなかったが
これも烏丸七条の暗さのなせる技なのだろうか

八条大路沿いを、あまたの思索が入り交じり
揉んで練って寝かして相談して決まった結果のタイトルは『中世京都の軌跡』
サブタイトルは「道長と義満をつなぐ首都のかたち」

鎌倉時代の京都に
道長と清盛を超え
義満が目標とした人物がいた

きっかけは白河だった
その背景にあったのは道長の理想
それを完成したのは西園寺公経
そしてその憧憬は義満へ

継承される京の覇者の意図
鎌倉時代の京都を主人公にした大胆でささやかな試み
遺跡と文献の協業から甦る中世京都のもうひとつの姿

早ければ
四条通を夕立が通り過ぎた還幸祭の頃
全国の?書店に並びます
お楽しみに

『ACADEMIC GROOVE The University of Tokyo』
学問はわくわくするほどおもしろい!

2008年6月 8日 (日)

再校を送る

鎌倉時代がやってくる
あるいは白河上皇の時代がやってくる
最近の日本社会の様子を見ていると
そんな感じがしてならない
続きは授業で

京都府教育委員会2008『京都府埋蔵文化財調査報告書』(平成19年度)
巣鴨遺跡発掘調査団2008『巣鴨町Ⅹ』
福田健司2008『南武蔵の考古学』
京都大学埋蔵文化財研究センター2008『京都大学構内遺跡調査年報』(2003年度)
伊野近富2008「史跡及び名勝笠置山発掘調査報告」京都府埋蔵文化財調査研究センター
としま遺跡調査会2008『染井12』
松井章2008「東アジアにおける家畜の起源と伝播に関する動物考古学的研究」
服部敬史2007「中国東北地方における古代・中世の馬具」『和光大学表現学部紀要』8
京都市埋蔵文化財研究所2007『平安京跡・御土居跡』
東出雲町教育委員会2008『古城山遺跡』
京都府埋蔵文化財調査研究センター2008『千束古墳群発掘調査報告』
京都府埋蔵文化財調査研究センター2008『関西文化学術研究都市木津地区所在遺跡』(鹿背山瓦窯跡第1次)
仙台市教育委員会2004『元袋遺跡』
多賀町教育委員会2008『敏満寺遺跡』第2次調査
都城市教育委員会2008『加治屋B遺跡』
大阪府文化財センター2008『堺環濠都市遺跡』2(SKT960地点)
北九州市芸術文化振興財団埋蔵文化財調査室2008『蜑住上組(あまずみうえぐみ)遺跡・山口ケ浦遺跡』
北九州市芸術文化振興財団埋蔵文化財調査室2008『長浜遺跡第2地点』
北九州市芸術文化振興財団埋蔵文化財調査室2008『室町遺跡第10地点』
本郷恵子2008『京・鎌倉ふたつの王権』小学館
五味文彦2008『躍動する中世』

« 2008年5月 | トップページ | 2008年7月 »