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2008年6月19日 (木)

三校来たる

とある夜、平安時代から鎌倉時代の人々と共に京都タワーの見える場所でしばし歓談すTs3h0040
日頃の思いと、一遍への憧憬を語って帰りに丸物の前で違和感を感じて立ち止まる
閉店の声を聞いて暫くたつが
京都タワーとお東さんの間にぽっかりと大きな空気のかたまりがあって
それが烏丸七条の夜を更に暗くしている
思えば優勝記念セールが声援感謝セールに変わった瞬間に立ち会ったことがある
さまざまな思いに呆然としながら南に目を向けると
羅生門の正面にお東さんのロウソクが写っていた
080617_211201 これまで気づかなかったが
これも烏丸七条の暗さのなせる技なのだろうか

八条大路沿いを、あまたの思索が入り交じり
揉んで練って寝かして相談して決まった結果のタイトルは『中世京都の軌跡』
サブタイトルは「道長と義満をつなぐ首都のかたち」

鎌倉時代の京都に
道長と清盛を超え
義満が目標とした人物がいた

きっかけは白河だった
その背景にあったのは道長の理想
それを完成したのは西園寺公経
そしてその憧憬は義満へ

継承される京の覇者の意図
鎌倉時代の京都を主人公にした大胆でささやかな試み
遺跡と文献の協業から甦る中世京都のもうひとつの姿

早ければ
四条通を夕立が通り過ぎた還幸祭の頃
全国の?書店に並びます
お楽しみに

『ACADEMIC GROOVE The University of Tokyo』
学問はわくわくするほどおもしろい!

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