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2008年7月28日 (月)

そうだ 鎌倉時代の京都へ行こう

1995年から6年ほど佛教大学通信教育部で「京都の歴史と文化」を担当し
2000年から文化史特論で「遺跡が語る京都の歴史」を話している
2002年から足かけ4年間、今出川校地の整備に伴う花の御所と桜の御所跡の発掘調査を担当した
4年前からは、学際科目でリレー式に古代から近代までの京都を通観する「みやこの景色」を開き
去年からJTB西日本との産学連携で観学研究会のメンバーとして楽洛キャンパスを手伝っている

京都盆地の成り立ちからはじめて
嵯峨野に代表される古墳時代の京都盆地
平安京前夜の古代寺院と古代氏族
平城離脱から長岡京の意味
平安遷都と平安宮の位置
平安宮と平安京の発掘調査
小野篁伝説
白河・鳥羽・後白河
七条町と八条院町
離宮の風景(嵯峨野)
西園寺公経と持明院大路
祇園祭
洛中洛外図と室町殿の発掘調査
聚楽第を探せ
秀吉の京都改造(京・大坂・伏見)

膨大な蓄積のある京都の歴史研究に対し
遺跡と場所(空間)からの視点で京都を相対化し
従来の学びを深め、また新たな提案をしてきたつもりである

森浩一先生が「京都の歴史を足元から見直す」のシリーズを出されている
そのお話を聞きながら
去年から、自分なりの見方をまとめるべき時期だと考え
今出川校地の調査で出会った西園寺公経という
これまであまり注目されてこなかったけれど
実は道長や清盛や後鳥羽や義満と並ぶ重要人物をキーワードにした本を書いてみた
080728_231301 雄山閣から『中世京都の軌跡』
遅くとも8月後半には全国の書店に並ぶとのこと

これまであまり語られることのなかった
鎌倉時代の京都の姿が
彼を追うことで甦る
その痕跡は今出川校地がおかれる烏丸今出川から北山鹿苑寺へかけての一帯
その場所はまた、洛中洛外図の上京隻をたどる旅とも重なる
京都の歴史の深さと面白さは尋常ではない

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