« 善光寺快晴 | トップページ | 備前福岡 »

2008年10月23日 (木)

蒔絵で世界を実感する

京都国立博物館で蒔絵展が始まった
ふとしたことから見に行った
非常に良かった
とても勉強になった
平安時代の宝相華文も高台寺蒔絵も良いが
一番驚いたのは江戸時代の蒔絵文化
圧巻はマリーアントワネットが好んだという蒔絵
さらにイギリスの古い家に長く残されてた蒔絵

解説によれば、それらの中には
これまで日本国内では幕末頃の作品だと考えられていたものもあるという
それが18世紀後半のフランスで好まれていたことが明らかになったため
江戸時代の蒔絵文化が
これまで想像していた以上に盛んだったことがわかったという
解説によれば
それは特定の人々のために僅かに作られたものではなく
江戸時代の多くの人たちの需要によって作られたものだという

フランス革命がおこったのは1789年で
その頃日本では天明の大飢饉がおこっていた
地球規模の気候不順が原因ともいわれている

そして寛政の改革を経て
町人芸術が爛熟の極に達したといわれる文化、文政の時代はその直後にやってくる
地域を越えた文化のひろがりというものが見えてくる
江戸時代の遺跡を発掘すると
とてつもない量と種類の陶磁器が見つかり
いつもその整理に大わらわとなるが
それもまたとても意味のあることだったということになる

« 善光寺快晴 | トップページ | 備前福岡 »

遺跡の見方」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/584942/54083385

この記事へのトラックバック一覧です: 蒔絵で世界を実感する:

« 善光寺快晴 | トップページ | 備前福岡 »